2021年12月28日火曜日

年末年始休館のお知らせ

 



田島セミナー「城南市民カレッジ歴史入門講座~隋唐の歴史と大運河~」を開催しました

 12月10日(金)田島セミナーで

城南市民カレッジ歴史入門講座~田島校区の歴史を学ぶ~を開催しました。

城南市民カレッジとは、「地域と大学が共生するまち」をめざし、城南区役所が

福岡大学と連携して、福岡大学の教授や学生が講師として開催する、初心者向けの講座です。


今回、講師を務められたのは、福岡大学 大学院 永井直人さんです。

永井さんは、現役の学生さんです

「隋唐の歴史と大運河」~7.8世紀の東アジア世界をめぐって~
        をテーマに講義をしてくださいました。


田島公民館では、毎月「郷土史講座」が開かれていて、歴史に関心を持たれている方が
多くいらっしゃいます。

今回の講座に参加された方のほとんどは、郷土史講座を受講されている方々ばかりだったので、 みなさん熱心に話を聴かれていました。


今回の講座は、『日本と深い交流をもった中国の王朝、隋と唐について、幅広い視点からみていくことで当時の東アジア世界の全体像について皆さんと一緒に考えていく』を主旨として、お話をしてくださいました。

 隋の建国から、中国統一、日本とかかわりの深い遣隋使の派遣、唐の建国、遣唐使の派遣など、その背景にある歴史的な出来事なども含めて、大変興味深い講義をしてくださいました。

 学生時代に授業で習って知っているつもりだったことも、今回、永井さんのお話を聴いて改めて知ったこともあり、とても勉強になりました。

 何よりも、学生さんでありながら、みなさんの前で堂々と講義をされる永井さんに感服いたしました。

これからのご活躍がとても楽しみです😊



本のへや クリスマスおはなし会&クリスマス工作

 12月18日(土)本のへやの時間に、クリスマス絵本のおはなし会と、

クリスマス気分を盛り上げる、クリスマス工作をしました🎄





 クリスマスおはなし会では、

「メリークリスマス おおかみさん」「ノンタン!サンタクロースだよ」

「まどから☆おくりもの」「ぐりとぐらの おきゃくさま」

  の読み聞かせをしました🎅



小さいお子さんと一緒に絵本を楽しんでいただけるように、マットを敷きました。
リラックスして聞いてもらえてよかったです😊




絵本アドベントカレンダーで紹介した本や、その他にもクリスマスにオススメな本を
ならべて、自由に読んでいただけるように、クリスマスコーナーを作りました。


絵本の笑み聞かせの後は、クリスマス工作をしました🎅





紙皿で、サンタクロースとトナカイとクリスマスツリーを作りました。




とってもかわいく出来ました ❣❣

中に鈴が入っているので、ふるとリンリンリンと音がします🔔

「クリスマスツリーに飾る!」と喜んでもらえたので、私まで嬉しくなりました😍


小さなおともだちと、絵本を読んだり、サンタさんを作ったり、

クリスマス前の楽しいひとときでした😊




令和3年度 年末年始のごみ出し日等の変更について

 




2021年12月24日金曜日

絵本アドベントカレンダー 12月24日

今日の絵本は・・・



『 クリスマスの まえのばん 』

クレメント・ムア 詩  ターシャ・テューダー 絵

                中村妙子 訳  偕成社

 クリスマスのまえのばん

子どもたちが楽しい夢を見ているころ、家族がみんな眠りについて、家の中がひっそりと静まり返ったころ、外からなにやら音がしました。

「なんだろう」と目を覚ました父さんが、窓を開け外を見てみると、8頭のトナカイが引く、そりに乗った小柄なおじいさんが遠い空からやってくるのが見えました。

「いそげ!ダッシャー、いけ!ダンサー、さあ!プランサー、それ!ビクスン

とばせ!コメットキューピット、いいぞ!ダンダーブリッツェン!かべをつたって 

屋根へ出ろ、がんばれいっきにかけあがれ!」と、トナカイたちに呼びかけていました。

 トナカイたちは、たくさんの荷物を積んだそりを引き、颯爽(さっそう)と雪が降り積もる夜空を駆けぬけ屋根の上へ。

煙突でゴソゴソ音がすると、ドシン!と暖炉から小柄なおじいさんが現れて!!!

小柄なおじいさんは体中すすだらけ、灰だらけで、背中の袋から何やら取り出し、次々に出しては並べはじめました。

その様子を隠れてこっそり見ていた父さんは、おじいさんの滑稽(こっけい)な動きや、

笑うたびに突き出たお腹がぷるんぷるんと動く姿に思わず笑いだしてしまい・・・。

 クレメント・ムアさんの詩をもとにつくられた「クリスマスのまえのばん」は、多くの絵本作家によって、同じ題名で何冊も出版されています。

 今回ご紹介した絵本は、森の中での、おとぎ話の世界のような暮らしぶりがテレビや書籍でも取り上げられ、世界中にファンを持つターシャ・テューダーさんのものです。

 挿絵には、愛犬のコーギーも登場しています。

 優しくて、あたたかな絵と、リズミカルな文章で、静けさの中にも、サンタクロースがやってくるのを心待ちにしているドキドキ感とワクワク感が伝わってくるような楽しい絵本です。

 さあ、今夜あなたのところにもサンタさんはやってきてくれるでしょうか?

 サンタさんに気づいても、くれぐれも話しかけてはいけませんよ😉

 だって、サンタさんは世界中の子どもたちに

 プレゼントを配りに行かなきゃいけないから大忙しなんですもの!🎅


🎄 クリスマスまで、あと1日 🎄


🎉 Merry Christmas 🔔

楽しいクリスマスを 🎅



たしま公民館だより1月号

 🎌たしま公民館だより1月号ができました🎍





2021年12月22日水曜日

絵本アドベントカレンダー 12月22日

 今日の絵本は・・・



  『 バーナデットのモミの木 』
アンデルセン 原作  バーナデット 絵 ささきたづこ 訳
                       西村書店

 森の中に1本の小さなモミの木がはえていました。
小さなモミの木の周りには、背の高い松や、太いモミの木がそびえています。小さなモミの木は、周りの木を見上げながら
「はやく大きくなりたいな」と思うのでした。
 小さかったモミの木も毎年少しずつ大きくなっていましたが、もっともっと大きくなりたいとばかり考えていました。
 毎年、秋になると、高くそびえているモミの木が何本か切られ、枝を落とされ、馬にひかれて森を出ていきました。
 「いったいどこへ行くんだろう」とモミの木がつぶやくと、
スズメたちがよってきておしゃべりをはじめました。
「モミの木は町に運ばれて、そこできれいな飾りをつけて、部屋の真ん中に立てられ、ろうそくの光で輝いていたよ」と。
 モミの木は、自分もはやくそうなりたいと、あこがれに胸をふくらませていました。
 
 1年たったある日、モミの木の夢はかないました。モミの木は美しく飾られ誇らしげに部屋の真ん中に飾られました。モミの木は、まるで夢でも見ているような楽しくて幸せなクリスマスを過ごしました。でも、クリスマスが終わるとモミの木は・・・。

 子どもの頃に、はやく大人になりたい!と思い、まだ見ぬ世界にあこがれを抱いたことを思い出しました。でも、大人になってみると、これが案外大変で、自由に遊びまわっていた子どもの頃に戻りたい!などど思ってしまうこともたまにあります😁💦
 ないものねだりと言うのですかね?😓

モミの木はどうだったのでしょう。森の中で早く大きくなりたいと思いながら過ごしていた頃と、美しく飾られクリスマスツリーになったクリスマスの夜と、どちらが幸せだったのでしょうか?
 
 もしかすると、モミの木にとっては、どちらも大切な思い出なのかもしれませんね🎄

 過ぎ去った日々は戻りませんが、

「ああ、ぜんぶおわったことなんだ。もっとたのしめるときに たのしんでおけばよかったなあ」と後悔しなくて良いようにその時その時を大切にしたいなと思いました。

今年も思い出に残る楽しくて幸せなクリスマスになりますように🎅

🎄 クリスマスまであと3日 🎄



田島小学校5年生が公民館に見学に来ました

 




2021年12月21日火曜日

絵本アドベントカレンダー 12月21日

 今日の絵本は・・・




『 しんせつな ともだち 』
方 軼羣(ファン・イーチュン)作 君島久子 訳
                福音館書店
寒い冬、食べるものがなくなり、お腹をすかせた
子うさぎは食べ物を探しに出掛け、雪の中で2つのかぶを見つけました。
子うさぎは、1つだけ食べて、もう1つは同じようにお腹を空かせている友達のろばさんの家へ持っていきました。
 でも、ろばさんは留守だったのでそっと置いて帰りました。
 食べ物を探しに出かけていたろばさんが家に戻ると、かぶが置いてあったのでびっくりしました。ろばさんは、食べ物を見つけてきていたので、そのかぶやぎさんにあげようと思いました。それから、やぎさんの家へ届けられ、しかさんの家に届けられ、しかさんは・・・。
 思いやりの気持ちがつまったかぶが、友達から友達へ優しさをつないでいく心温まるお話です。

 子うさぎは、自分だってお腹がすいているはずなのに、2つとも食べるのではなく、1つを友達のろばさんに分けてあげました。ろばさんも自分の食べるものはあるからと、やぎさんかぶをゆずりました。かぶを届けた時にみんな食べ物を探しに出かけていたので、だれがかぶを届けてくれたのかもわかりません。
 お返しを期待するわけでもなく、ただ、お腹をすかせた友達に食べてもらいたいという
優しい気持ちがつながっていく様子に、ほっこりとした温かい気持ちになりました。

🎄 クリスマスまであと4日 🎄
 
 
 

2021年12月20日月曜日

絵本アドベントカレンダー 12月20日

今日の絵本は・・・



『 くまのこミンのクリスマス 』

あいはら ひろゆき 文  あだち なみ 絵 にいるブックス

 くまのこミンは、3人兄妹のちっちゃなちっちゃな末っ子です。でも、お家のことやお兄ちゃんたちのお世話まで何でもやっちゃう頑張り屋さんです。

 待ちに待った、クリスマスがやってきました🎄

お友達を招待してパーティーをしたり、楽しいクリスマスを過ごすミンでしたが、困ったことがひとつだけありました

 ミンは、サンタさんの白いおひげと大きなおなかがこわかったのです😖💦

 だから、本当はかなえてほしいことがあったのですが、サンタさんに来てほしくなかったので、お願いの手紙を書きませんでした💧

 さて、お手紙を書かなかったミンのところへサンタさんは来てはくれないのでしょうか?

 この絵本の作者は、「くまのがっこう」でおなじみのおふたりです。

可愛らしい文章と絵で、読む人の心をひきつけてしまう魔法のような絵本です💗

 サンタさんがこわい!と思ってしまったミンの気持ち。ちょっとわかるような・・・💦

うちの子も、お店の入り口に立っている腰をフリフリ踊るサンタクロースの人形をこわがりよく泣いていました。「あの頃は可愛かったなあ」とサンタクロースの人形を見るたびに思い出すのですが、当の本人は「そんなことあったっけ?」と全く覚えていないようです💦

 サンタさんを怖がっていたことは忘れても、クリスマスの楽しい思い出や、プレゼントをもらった時の嬉しい気持ちはずっと覚えていてほしいなと思います😊

 ミンにも、素敵なクリスマスの思い出がたくさんできて、サンタさんを大好きになってほしいなと願っています😊

 もしかしたら、もう大好きになっているのかもしれませんね🎅


🎄 クリスマスまであと5日 🎄



2021年12月19日日曜日

絵本アドベントカレンダー 12月19日

 今日の絵本は・・・



『 みんなでつくったクリスマスツリー』

キャロライン・ベイリー作  こうもとさちこ 絵

            うえさわけんじ 訳  福音館書店

森の中の大きな松の木の根もとの小さな穴に、1ぴきのうさぎが住んでいました。

クリスマスの少し前のある日、うさぎは食べ物を探しにでかけました。

ぴょんぴょんはねていたら、前足をわなに挟まれてしまい、けがをしました。

けがをして動けなくなったうさぎは穴の中でうんうんうなって寝ていました。

うさぎの住む松の木の上には、からすが住んでいました。

木のてっぺんから辺りを見回していたからすは、うさぎの家にだけクリスマスツリーがたっていないことに気づき、うさぎがけがをして動けないことを知ります。

「それでクリスマスツリーがたてられないんだね」

からす森の仲間たちに、うさぎさんがけがをしてクリスマスツリーがたてられないことを知らせます。

すると・・・。

 優しい気持ちがたくさんつまった物語に、胸が熱くなります。

 誰かが困っていたら、手をさしのべて助け合う。楽しいことはみんなでわかちあう。

そんな、人を思いやる優しい気持ちが世界中にあふれたら、

みんなが幸せになれるような気がします。

 きっと、うさぎさんにも、森の仲間たちにも、

幸せで思いやりに満ちた素敵なクリスマスが訪れることでしょうね🎅


🎄 クリスマスまであと6日 🎄



わくわくランド「クリスマス&お正月飾りをつくろう!」を開催しました

 






2021年12月18日土曜日

絵本アドベントカレンダー 12月18日

 今日の絵本は・・・



『 メリークリスマス おおかみさん 』

      みやにしたつや 作・絵  女子パウロ会

 あしたはクリスマス。

12匹の子ぶたの兄弟が歌を歌いながら、楽しそうに

ツリーやリースを飾ってクリスマスの準備をしています。

 そんな様子を、はらぺこおおかみが見ていました。

おおかみ「ぶたたち、みんな食ってやる~」子ぶた達を追いかけ、ツリーやリースを蹴散らして、めちゃくちゃにしました。

おおかみは、あっという間に子ぶた達をつかまえ「今夜はごちそうだ

と喜んでいましたが、自分が壊したクリスマスツリーにつまずいて、思いっきり

地面に倒れてしまいました。

 自分たちを食べようとしたおおかみなのに、子ぶた達おおかみの手当てをしてやり、

とても心配そうに看病しています。せっかくのクリスマスがとんでもないことに!!

 さてさて、どうなることでしょう・・・。

 口を包帯でぐるぐる巻きにされ、しゃべることのできないおおかみと、人の良い😁

子ぶた達の会話のやり取りがとってもユーモラスで面白くて笑ってしまいました💗

 自分たちを食べようとしたおおかみを助けた子ぶた達の優しさと、勇気に、笑いの中にも温かいものを感じました。

 そんな子ぶた達の優しさにふれたおおかみの心がどのように変わってゆくのか、

優しい気持ちを、おすそわけしてもらえるようなお話です。


🎄 クリスマスまであと7日 🎄



環境講座「環境とSDGs~未来のために今できること~」を開催しました

 






2021年12月17日金曜日

「本のへや」のお知らせ

 12月18日(土)の本のへやは、「クリスマスおはなし会&クリスマス工作」です。