2月23日(水)、楽しく防災~いざというときのために~(共催:防災・防犯部)『非常持ち出し袋について考えよう』を開催しました。
非常持ち出し袋とは、災害時、電気やガス、水などのライフラインを絶たれてしまっても生き残れるように、1~2日分を想定した非常食や水、タオルやふえ、アイマスクなどといった緊急事態に使うことができるアイテムを入れた袋のことです。
今回はその非常持ち出し袋についてを中心に災害時の持ち出し品のお話、そして、講座に参加してくださった方々にお持ちいただいた、それぞれの非常持ち出し袋の中身のチェックをしていただきました。
非常持ち出し袋で大切なのは、
さっと持ち出せる最低限の必需品を入れたコンパクトな1パックであるということ。
避難先では必要になるものを、日頃からの備えておくことは、とても大切なことです。
非常持ち出し袋の目安の重さは、5kg~6kg以内だそうです。
持って逃げられる重さで準備をしておきましょう。
そんな非常持ち出し袋の細かい中身をチェックリストと一緒に持ってきていただきました。気になるその中身はコチラ!
タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ、軍手、コップ、紙皿、お箸、
スプーン、ふえ、スリッパ、
歯ブラシ、耳栓、アイマスク、
ホッカイロ、アルミホイル
ビニール袋、ラップ、雨具、
三角巾、懐中電灯、ナイフ、
マスク、筆記具、うちわ
が入ってます。
ラップやアルミホイルなんかは災害時何の役に立つんだろう?って思いませんか?
これがなんと、講師の方がおっしゃるには、ラップは包帯に、アルミホイルは食器やフライパンなどの調理器具の代わりになるんです!
アルミホイルは東日本大震災のときにも大活躍したみたいです。
こうした身近なものが緊急時どう役に立つのか、それを知っておくのも大切だと講師の方はおっしゃっていました。
こちらは非常食です。乾パンなど質素なものを連想してしまいがちですが、今はリゾットやクッキーピラフなどもあるみたいです。 市販のお菓子や缶詰、レトルト食品なども非常持ち出し袋の中に入れる非常食にはいいそうです。また、講師の方は非常食は食べ慣れているものがいいとおっしゃっていました。
非常食とはいえ、賞味期限や消費期限はあります。
(袋に)入れっぱなしではなく定期的に期限の確認をするようにしましょう。
また、非常持ち出し袋は年に最低2回は点検をして、
そのときに非常食は食べて新しいものを入れるといいそうです。
★今回の講座を通して、もしものときの備えの重要性とその準備は常日頃からするべきだということを感じました。
参加された方々は今回の講座で自分の非常持ち出し袋を見直すことができてよかったとの声が多く、とても勉強になる講座でした。
皆さんお土産に、自分が用意できてなかった防災道具や非常食を持って帰られました。
無いに越したことがない未知なる災害。
だからこそ、もしもへの備えが大切なんですね。
この記事をご覧の皆さんも私と一緒に非常持ち出し袋、準備しませんか?