2022年8月31日水曜日

カフェたしま「くらしの中の血流改善講座(花王出前講座)」を開催しました

 8月29日(月)、奥村千春さん(花王)を講師にお迎えして

くらしの中の血流改善講座を開催しました。

 


 みなさんは、なんとなく体や気持ちに不調を感じることありませんか?
 
   コロナ禍で
 〇 在宅勤務が増えた
 〇 パソコンやスマートフォンを見ている時間が増えた
 〇 座っている時間が長くなった
 〇 外出が減ってしまった
 
 などの生活の変化で、首や目の疲れ運動不足足のむくみ、またストレスなどにより
なかなか眠れない、今の時期だと、冷房による体の冷えや暑さによる体の疲れがとれにくい、  など体の不調を抱えていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 じつはその不調「血流」が関係しているんです!

  血流とは、血の流れ、血の巡りとも呼ばれますが、
 体中に酸素や栄養を運搬する役割や、体温調節をする役割、老廃物を除去する役割が
あり、そのため、血流が悪くなると様々な不調が起こるのだそうです。

  では、血流をよくするにはどうしたら良いのでしょう?

 今回の講座では、入浴蒸気温熱による血流改善の方法を教えていただきました。

 夏場はささっとシャワーで汗を流して終わり!と湯船につからずにシャワーのみで入浴を   済ませるというご家庭も多いのではないでしょうか?
 
 でも、夏こそ湯船につかった方が良い!のだそうです。

 入浴の効果として

 ★ 温熱作用 → 疲労回復・こりや痛みをやわらげる効果

 ★ 水圧作用 → 水圧がかかることにより血流やリンパの流れが良くなる

 ★ 浮力作用 → 全身入浴した場合、浮力によって体重は約10分の1になるそうです!
         そのため、体全体の緊張がほぐれる

  があるそうです。さらに、リラックスしたい時には38℃(夏)40℃(冬)のぬるめのお湯が 良いそうです。ゆっくりと湯船につかることがポイントですね😊

 また、炭酸効果やアロマの香りなど様々な入浴剤も販売されているので、お好みの入浴剤を  選ばれてみるのもオススメとのことでした。

 つづいて、蒸気温浴について教えていただきました。

 蒸気温浴とは、蒸し風呂などもありますが、今回は手軽にできる蒸しタオル活用法を教えていただきました。
 
 まずは、蒸しタオルを準備しましょう♪

 水で濡らして軽くしぼったタオルを電子レンジで30秒から1分温めます。
 出来上がりです♪これなら手軽に蒸気温浴できますね😉
 
 蒸しタオルを使って、首・おなか・目・ふくらはぎを温めると首のこり、目の疲れに効果が  あり、お腹を温めることで冷え性などにも良いそうです。
 
 また、ふくらはぎは第2の心臓とよばれていて、血の流れのための大切なポンプの役割を担っているので温めることで血行も良くなるそうです。

 暦の上では秋なのですが、まだまだ残暑厳しい今日この頃です💦

       ゆっくりと湯船につかって血流改善!
   一日の疲れをとってまた明日も頑張りましょう😊



たしまっ子集まれ!「夏休みの作文 作家のじかん」を開催しました




2022年8月30日火曜日

講座受付終了のお知らせ

 


親子Deチャレンジ 「親子IH体験教室」を開催しました

 8月18日(木)、26日(金)、九州電力のスタッフの方々をお迎えしてIHクッキングヒーターを使って作る『クレープ』を教えていただきました。

 
 はじめに、IHクッキングヒーターについての説明や、省エネについてのクイズなどで電力   についてお話をしていただきました。


お話を聞いた後は、


 クレープをつくりますよ~(^^♪

 IHクッキングヒーターは、フライパンや鍋を置いた部分だけが熱くなるそうなので、
お子さんが調理される時も安心して使えるのだそうです。

  ふだん、お家ではなかなか火を使った調理をしたことがないという小さなお子さんたちも  保護者の方と一緒に楽しそうにクレープを作っていました。


フライパンの真ん中にクレープ生地を流しいれ、フライパンを回しながらまるく形作っていくのがなかなか難しい!!ようでしたが、2枚目を焼く頃には、とても手際よくきれいに焼けていたので  すごいなぁと感心しました。



 形にこだわるお子さんや、焼き色にこだわるおこさんなど、プロの料理人も顔負けですね😊


 クレープが焼けたら、生クリームや果物のジャム、チョコスプレーでトッピング☆彡



美味しそうなクレープが出来上がりました😍


 部屋中に、いえ!公民館の館内中にクレープの美味しそうな甘ぁ~い香りが漂っていました。


 「館長さん食べてください」と参加者のお子さんがクレープを作ってくれました😍
  九州電力のスタッフの方からもクレープをいただき、私もお昼ご飯の時に美味しく
 いただきました😆💗

講座終了後のアンケートで、参加者のお子さんたちからは、

楽しくて簡単だったので、お家でも作ってみます。

初めてのクレープ作りでドキドキしたけど、じょうずにできました。将来クレープ屋さんになるのが夢なので頑張ります。

焼くのは難しかったけど、トッピングが楽しかった。

今度、弟に作ってあげたいと思います。

 などの感想をいただきました。

保護者の方からは、

家ではなかなか落ち着いて調理させてあげることができなかったけど、今回一緒に
 ゆっくりと落ち着いて取り組めたのが良かった。

親子で貴重な体験が出来たので良かった。

クレープがこんなに簡単に出来ると思いませんでした。家でもまた作ります。

 などの感想をいただきました。

 
 夏休みの楽しい思い出に、親子で作った美味しいクレープの味と香りの記憶
追加されたことでしょう😊


2022年8月26日金曜日

2022年8月21日日曜日

本のへやから こんにちは 第12話 (後編)

夏だ!花火だ!納涼!空想?!夏祭り の巻



  いつの間にか辺りも暗くなり、提灯の明りが鮮やかに灯って、お祭り気分を一層盛り上げてくれています😍

 お店の周りでは、人だかりができていたり、美味しそうな匂いに包まれていたり、笑い声が響きわたっていて、みんなとっても楽しそうです😊

 ここは何のお店かな?「ふしぎな キャンディーやさん」???

 ふしぎなキャンディーってなんだろう?
 

 

『 ふしぎなキャンディーやさん 』
      みやにし たつや作・絵  金の星社

ある日、ブタくんが森の中を歩いていると、
『 ふしぎなキャンディーやさん 』というお店を  みつけました。
 「たぬきのおじさん、ふしぎなキャンディーってどんなキャンディーなの?」
お店には、黄色いキャンディー青いキャンディー赤いキャンディー緑のキャンディーと色とりどりのキャンディーが並んでいます。
 「ここにあるキャンディーは、なめると不思議なことがおこるんだよ。ひとつなめてごらん」
 たぬきのおじさんにそう言われて黄色いキャンディーをなめてみるブタくん。
なぁんにもおこらないやと思った次の瞬間!!!
 
 なめるキャンディーの色によってさまざまな不思議なことが?!
 ドキドキ😲ワクワク😍なお話です。

 不思議なことがおこるキャンディー。どの色にしようかな?
 「甘いものを食べても食べても太らなくなるキャンディーってありますか?」
 「・・・。」
 
 お店のねこさんが困ってしまったみたいなので、次のお店にLet's  Go!


   隣のお店は・・・バナナのたたき売り


     「聞いてちょうだい、見てちょうだい!目の前にあるこのバナナ、
      色良し、味よし、器量よし!三拍子そろったときたもんだ!
      早いもの勝ちだよ!さぁ買った買った!」

   大きなバナナがならんでいますよ🍌こんなに大きなバナナ見たことない😍

  こんなに大きなバナナ私だったら・・・。

『 バナナかぶって 』
 中川ひろたか 文  あべ弘士 絵 クレヨンハウス

「もしもバナナが ひとふさ わたしのだったら
  あたまにかぶって おさんぽしたい」
 
 ゴリラが、バナナをかぶって町にお散歩にでかけたら、あんなことがおこるかな?こんなことがおこるかな?と想像をめぐらせます。
 「まちじゅうのひと みんな わたしを みるかしら」
 ページをめくるたびに、ゴリラが想像する「おこるかもしれない」ことがかわいくて、お茶目で、思わずクスっとしてしまいます😊
 じつは、この絵本は『歌の絵本』なのだそうです。
文章は歌詞でそこに絵が加わって絵本になったそうですよ。
 絵本の表紙の裏には楽譜が載っています。どんな曲なのか気になりますね

 大きなバナナ、こんなに食べたらお腹いっぱいになるよね💦
 それにしても大きいなぁ🍌
 どうしようかな…せっかくだから、お土産に買っていくことにしよう!
 とっても大きなバナナ。なんだか私も頭にかぶってみたくなった😆
  
 バナナをかぶって、次はどこに行こうかな?


  夏祭りと言えば、お化け屋敷!
 
 「 んんっ?!あんまり こわくない おばけやしき?! 」
 「本当にあんまり怖くないんですか?そう言って油断させておいて、
  ホントはすっごく怖いんでしょ~?」
 おばけやしき、入ってみたいし興味もあるけど、私とっても怖がりなんです💦
 お風呂に入っている時に怖かったことを思い出したりしないかな👻
 夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったらどうしようかな👻怖いかな~👻

 とてもビビリな私に、このおばけやしきの支配人であるねこがこう言いました。

「うちのおばけは、おばけ初心者🔰なんですよ。
人をおどかし慣れてないって言うか、おどかした相手がびっくりしたり怖がっちゃうと、
ごめんなさいって謝っちゃうんです。つい人の良さが出ちゃうから困ってるんですよ😖」
「だから、あんまりこわくない おばけやしきって看板出してハードル下げてるんですよ💧」
「ホントに?ホントにホントに怖くないですか?」しつこく聞いてみた。

「絶対!怖くないです。私が保証します!」こう言い切ったねこの支配人、
 鼻息も荒く、揺るぎない自信に満ち溢れているものの、ここっておばけやしきでしたよね?!

『 落語絵本 ばけものつかい 』
        川端 誠 作・絵  クレヨンハウス
 
 とある、大きなお店のご隠居さんが、奉公人をつれて古い大きなお屋敷に引っ越してきました。
ところが、ここはお化け屋敷とのうわさがあるお屋敷で💦
 ご隠居さんは、「お化けがなんだ!」と全く気にする様子もないのですが、奉公人の久蔵さんはばけものが怖くてたまりません💧
 たまりかねた久蔵さんは、
「ご隠居さんの人づかいのあらさは我慢できるけど、ばけもだけは我慢できねえもんで」とご隠居さんにお暇を願い出ました。
 身の回りの世話をしてくれていた久蔵さんがいなくなって困っていたご隠居さんの前に現れたのはなんと!!!
 何が出て来ても全く動じないご隠居さんと、ばけものたちとのやりとりがとても滑稽です。
 また、落語絵本というだけあって、最後にしっかりオチがあり「こりゃ一本やられたな!」と驚きと笑いが一緒にこみ上げてくるようなおはなしです。
 読み終えた後に、この題名の意味になるほど!とうなずいてしまうこと間違いなし😅

 👻このお屋敷、本当にばけ物がいるのでしょうか?👻

  「あんまり こわくない おばけやしき」思ったほど怖くはなかった。
  なぜなら、「足元に気をつけてください」とか「あの曲がった先にいますので」とか    「この先、顔をめがけて強い風が来ますけど、コンタクトレンズとかメガネ、あとかつらのお客様は飛ばされないように注意してくださいね」とおばけからの細やかな声掛けがあり、怖いどころか、ここってホントにおばけやしき?!と思ってしまうほど💦
 
 怖かったと言うよりも、おばけの優しさに癒されたって感じです😊
 こんなおばけやしきアリ?!かもしれませんね😆
 
 
  

ドーン・ドドーン・ドドーン🎇

 打ち上げ花火ですよ😍うわぁ💗きれいだな!
 
ドドドーン・パチパチパチ・ドーン・ドドーン🎆

 夏祭りもそろそろフィナーレのようです。
 次から次に夜空にパァッと花を咲かせては静かに消えてゆく花火。
 子どもの頃に河川敷で見たあの大きな花火と火薬のにおいを今でも覚えています。
 何かに感動した記憶は、いつまでも色あせることなく心に残っているものですね。

    楽しかった夜がしずかに更けて行きます🦉
 
 屋台や夜店も片づけが始まったようです。

 それにしても、このお祭り、夜店の店主もお客さんも動物ばかり…。
 店主のねこさん率高めだし、しかも、普通にしゃべってる!!!
 今更ながら驚いていると片付け中の「かき氷」屋さんのペンギンが私の前を横切った。
 
 「あれ?お尻の当たりから茶色いしっぽのようなものが出てる。
  ペンギンにあんなしっぽあったかな?」ほかの動物たちにも次々と茶色いしっぽが!!

 あれってもしかして?!💦💦
  
 何だか懐かしさを感じる動物たちとの夏祭り😼 
 にぎやかなお祭りの後ってちょっぴりさみしくなりますね。

 金魚すくいかき氷おばけやしき打ち上げ花火

 子どもの頃のあの夏の日。思い出していただけましたか?

  でも、まだ夏は終わっていません!
  
 今から楽しい夏の思い出を作ってみませんか?


 今回ご紹介した絵本は、どれも「本のへや」にあります。

 ぜひお手に取ってご覧いただき、夏の思い出の1ページに加えていただけたら嬉しいです😊


2022年8月12日金曜日

田島公民館臨時休館のお知らせ

 



ほっと・タイム・たしま「博物館おでかけワークショップ」を開催しました

 

 8月5日(金)「博物館おでかけワークショップ」

    博物館から講師に帆足有紀さんをお招きして、

   金印の話や、封泥の体験 をしました。

 

                                          

    

       講師の帆足有紀さん


 💛金印について   

教科書で学んだ有名な話、1784年、福岡の志賀島で、甚兵衛という人が、農作業中、偶然発見したとされています。

儒学者亀井南冥の「金印弁」によると、
後漢書東夷伝」の記述にある光武帝から
日本の奴国王へ送られた純金製の王印であると書かれています。
1954年に、国宝に指定されました。
大きさは10円玉くらい、重さは108g、
紐(つまみ)は、へびが頭を持ち上げて振り 返る形をしています。


💖金印はどのようにして使われていたのでしょうか?               

 昔は、紙が無いので木の板に字を書いていました。その板がたくさんになり、板をまとめ それに封をする時、封泥を用いました。
封泥の役目は、中身を見たいと思ったら、封を壊すしかないようにしたのです。大切な物は、封泥をして、中身を守ったわけです。金印は、その封泥に使われました。

    
 💛封泥を体験してみよう!

     ①箱の中に大切な人に手紙を書いて、入れていただきました。
     その箱を麻ひもで縛ります。




   ひもを結んだところの下に、検(いた)を入れます。
 


    ねん土(泥)を結び目に乗せます。



    ひもを結ばないで交差させ、ねん土にひもを食い込ませます。
     その後、ねん土の表面を平らにします。

金印の印面を確かめて、ねん土に半分、金印がめり込むように押します。



 


 
漢倭奴国王の文字がはっきりわかります。これが乾けば完成です。


💛金印についてのまとめ

金印は、封泥として使い、持っている人の立場をあらわし、だれからのものなのかもわかり、にせものでないと証明することができる、大事なものであることがわかります。                                   


💜参加者の感想より

金印が封泥に使われていたと初めて知り、封泥という初めての体験が出来てとても勉強になりました。

田島の歴史や、博物館の見どころなどの話も聞けてよかったです。

是非久しぶりに博物館に行って、改めて実物の金印を見てみたいとおもいました。