春風とともに、新年度スタートです の巻
4月になりました🌷
新生活をスタートされたみなさん、おめでとうございます!
新しいことを始める時はいつだって、とても不安で、心細くて、大丈夫かな?
と心配になってしまうことありますよね。
でも、どんな時も笑顔でいたら楽しい明日がやってくるはず!と私は信じています😊
春の暖かなおひさまのように、心もぽかぽか、ほんわかあったかく、気持ちをほぐして
いきましょう🌞
今月は、春を感じることができる楽しくて、ほっこりする絵本をご紹介します。
こいでやすこ 作・絵 福音館書店
『 はるかぜの ホネホネさん 』
気持ちのいい春のある日、きつねのきっこは山向こうの おおばあちゃんのところへ行きました。
途中で出会ったいたちのちいとにいも一緒におおばあちゃんのお家に到着すると、おおばあちゃんはおなべでスープをコトコト煮ているところでした。
じつは、このおおばあちゃんは何でも治せる山のお医者さん!のどに骨が刺さってしまった子がらすを診て欲しいと 母さんからすがやってきました。
おおばあちゃんは、おなべのスープをきっこ達にまかせて診察に行ってしまいました。
きっこ達は美味しいスープを完成させることができるのでしょうか?!
きっこ達がおなべに「おなべ おなべ にえたかな?」
と聞くと、おなべが返事をしてくれます。そのやりとりに クスッとしてしまい、きっことちいとにいが奮闘しながらスープを作る姿がとっても可愛いです。こんなおなべがあったら、毎日のご飯作りも楽しくなるかもしれませんね🍲
私も欲しいなぁ😍なんて思ってしまいました♪
にしむら あつこ 作・絵 福音館書店
ホネホネさんは、郵便屋さんです。
ギコギコキーッと自転車で町のみんなのところへ、手紙を配達に行きます。
「こんにちは、郵便でーす」
ゆらゆらやなぎに住んでいるトリオくんは、カワセミくんからはるかぜまつりの川下り大会に一緒に出ようとお誘いの手紙が届きました。
お次の配達は、桜並木を通って。
次々に届けられる手紙の内容が、今の季節にぴったりなのも面白いです。
すべての絵が白黒で描かれているのですが、ところどころに嬉しくなるしかけがあり、ウキウキ、ワクワクな春気分を感じられるお話です。
みんなの楽しい春の一日を、一緒にのぞいてみませんか?
カズコ・G・ストーン 作・絵 福音館書店
柳の木の下のやなぎむらに、いもむしのモナックさんがサラダとまほうのお店を開きました。
モナックさんが作る葉っぱのサラダは、とっても美味しくて村のみんなが毎日食べに行くほど大人気のお店になりました。
でも、ある日突然お店は閉まってしまいました。
すると、いもむしのモナックさんはいもむしから蝶になって、やなぎむらから引っ越してしまいまい、そこでまたお店を始めました。
そのお店というのは・・・。
むらのみんなは、蝶になったモナックさんから○○○に招待されたので力を合わせてモナックさんの住むむらまで旅に出ることに。
やなぎむらのむしたちの旅の珍道中のはじまりです!
ページをめくるたびに、色鉛筆で描かれた美しい挿絵に目を奪われ、またむしたちの特徴を上手く生かしたストーリー展開も楽しいお話です。
どのお話も、春の心地よい風や春のにおい、あたたかな春の日差しを感じることができる、
ほのぼのとした絵本をご紹介しました。
色とりどりの花々、小鳥のさえずり、私たちの周りにはまだまだ春を感じることがたくさん ありそうです🌼
本のへやには、春におススメの本がまだまだありますので、
お気に入りの一冊を探しにぜひお越しください🌷