2022年4月8日金曜日

田島セミナー「日本の城(四国編)各地の名城と伝説・うんちく話」を開催しました。

3月21日(月)講師に後藤知之さん(田島郷土史研究会)をお迎えして、「日本の城(四国編)各地の名城と伝説・うんちく話」を開催しました。今回は、田島公民館として、初めてZOOMでも参加してもらいました。


ドネルモ迫田さんに、ZOOMのためのカメラやスライドの設定を指導して頂き、講師の後藤さん、田島郷土史研究会の方たちと、事前に打ち合わせをして、講演に臨みました。               

                   




    




   ZOOMの画面は、このようになります。

   

    日本の城(四国編)

     各地の名城と伝説・うんちく話



   
              講師:後藤知之さん                        

四国
   

🌸四国の8つの城について、それぞれの築城年、築城者、幕末の城主、現存する建築物や、文化財指定、復元建築物についてなど、スライドで写真を見ながら、詳しく説明してくださいました。




高松城(玉藻城)
 
海の近くに面している
海城      
 玉藻城とも呼ばれる。万葉集で柿本人麻呂が、
 讃岐国の枕詞に、玉藻よしと詠んだことから。

                         

 丸亀城 
  石垣の名城
  天守は現存、1660年に、京極氏によって築城。
  天守と大手門は、国の重要文化財




伊予松山城                 
  日本を代表する平山城
  天守、櫓6棟、門7棟、塀7棟、 現存
  国の重要文化財


大洲城          
  標高20mの地蔵ヶ嶽に築かれた平山城
  櫓4棟 現存 国の重要文化財 
  天守 平成16年木造伝統工法による復元
     

 宇和島城  
   標高74mの山上に本丸を置く平山城
   天守は現存 国の重要文化財
   戦前までは、追手門が残っていたが、昭和20年     
   戦災で焼失               


今治城(吹揚城)  
  瀬戸内海から吹き上げられた海砂をかき集めて
  築かれている。
  現存建築物は無く、数棟の櫓と門は、復元


徳島城             
  1586年 蜂須賀小六正勝の子、蜂須賀家政
  築城
  標高61.7mの猪山に本丸や二の丸を築いた平山城 
   鷲の門 平成元年に復元


高知城   
       
  山内一豊(妻は、内助の功で有名)築城
  標高42mの大高坂山に、4重6階の天守、
  本丸の建物と追手門が現存



うんちく話 各城には、人柱伝説があり、たまたま通りかかった豆腐売りが人柱になったり、盆踊りで美女がさらわれ、人柱にされ、その恋人が嘆き悲しんだという話。丸亀城には、日本一深い井戸があるなど、約2時間の講座、各お城の伝説や興味深い話を聞くことが出来ました。

🌸講演後のアンケートでは、「九州の城のことも知りたい」「初めての参加でしたが、面白かった。また参加したい。」「郷土史でもお城の話を勉強しましたが、今日のお話は詳しくてとてもよかったです。」「有意義な講座でした。」と、満足していただけた内容が多かったです。
好評につき、本年度も【日本の城】第二弾を予定しております。どうぞ、皆様、楽しみに、奮ってご参加ください。

🌸ZOOMに関しては、公民館のスタッフも参加してみましたが、話もよく聞こえ、画面もスライドがよくみえて、分かりやすかったと言っていました。
ZOOMは、コロナ禍、体調、家庭の事情など公民館まで出て来れない場合でも、興味のある講座に参加できるツールです。また、ZOOMを使った講座ができたらと考えています。

🌸コロナ禍で、なかなか旅行に行けない中、講座で、四国のお城巡りをして、しばし、旅行気分を味わうことが出来ました。そして、コロナが終息したら、是非、実際に四国のお城を見てみたいと強く思いました。