2020年12月24日木曜日

郷土史講座

 長崎街道 Part2 

 12月4日(金)今年度3回目の郷土史講座を行いました。今回も新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりして行っています。


   今回のテーマは、長崎街道Part2という事で、江戸から長崎への道をたどる間の道で、
筑前六宿(ちくぜんむしゅく)と呼ばれていた、黒崎、木屋瀬、飯塚、内野、山家、原田の記念館や跡をたどられた写真を見ながら、進められました。

 52万石の大名として筑前国に入部した黒田長政は、福岡城の築造にとりかかりました。また、同時に国境の守り固めるために六端城を築いたそうです。その一つとして、黒崎城が建てられました。その後一国一城令により役目を終えました。その石垣は、新田開作のための護岸に使用されましたが、今では、山頂に石垣がわずか残っているだけだそうです。


 お茶屋が、大名の宿泊所だったことや、寺が今でいう「役所」の役目だった等、「そうだったんだ~」ということがいっぱいありました。また、籠がすれ違う幅で一間半で山道も造られ、道をしめす為に、大きな石を並べられていました。急な階段等の時には、籠に乗っておくほうが大変で、大名も歩いて、登って行かれたそうです。
 何気なく、通りすごしていた商店街や道などに、昔、大名が通っていただろう跡が、残されていました。
 
「郷土史講座」は、今まで知らなかった事を、発見出来る、素適な講座です。
今は、人数制限があり、先着順ではありますが、一度聞きに来られませんか?