2023年6月5日月曜日

ほっと・タイム・たしま 「うどん あれこれ食べくらべ」 を開催しました。

  

  5月26日(金)郷土史研究会食生活改善推進員の方々の協力のもと、

前半は、郷土史研究会吉川勝敏さんに「うどんの歴史」「各地の有名うどんの紹介」など、うどんにまつわる興味深い話をうかがいました。

そして後半、代表的なうどん博多讃岐五島稲庭)の試食会を行いました。  

                                  

  
                        講師:郷土史研究会の吉川勝敏さん

うどん発祥の歴史は、博多承天寺に「饂飩発祥之地」の石碑があるように、博多は,うどん発祥の地といわれています。
他には、平安時代(806年)に、空海が唐から四国に伝えて讃岐うどんが誕生したという説,また、平安時代(989年)の奈良が発祥とする説もあるそうです。 

うどんの製法には、「手打ち」「手延べ」があって、
博多うどん讃岐うどん「手打ち」五島うどん稲庭うどん「手延べ」になります。

「手延べ」「手打ち」の違い、コシとは何か?
「たぬきうどん」は普通、揚げ玉がのったうどんを指しますが、京都では、油揚げを短冊に切ってあんかけにしたものをいうそうです。
「てんぷらうどん」を頼むと、東と西では、トッピングの物が違うなど、東西のうどん文化の違いなど、吉川さんのいろんな興味深いお話の後、いよいよ、「うどんあれこれ食べくらべ」の試食会になりました。



💜郷土史研究会食進会の方々が、事前に打ち合わせや、買い物など準備をしてくださり、当日は、ごぼうの天ぷら、出汁の用意、きっちり時間を計って最高の茹で加減で、それぞれの違う種類のうどんを提供してくださいました。







💜皆さん、讃岐博多五島稲庭と次々に茹で上がった麵をぶっかけにしたり、出汁をかけて丸天や、ごぼてんをのせて、それぞれのうどんの違いを味わいながら、和気あいあいとした雰囲気で、召し上がっておられました。

インタビューでは、「やっぱり、博多人は柔らかい博多うどんが好いとう」と言いながら、「つるつるしてて食感がいい」と五島うどんが1番人気でした😄


【参加者のアンケートより】

♦手打ち、手延べの違いがわかりました。うどんの由来もしかり、皆様のおかげでお腹いっぱい4つのうどんを食べ比べ、美味しくいただけました。

♦吉川さんの博識には驚きます。説明は良くわかりました。承天寺の碑も見学済みです。味くらべもでき、うどん県福岡を知りました。

♦各地のうどんを同時に食べ比べできておもしろかった。味は各自の好みがあるので何とも言えませんが、全国の有名うどんを食べつくすまで続けてください。

♦讃岐、稲庭うどんはコシを確かに感じました。五島も食感良く食べました。博多は、慣れ親しんでいるので別物です。

♦讃岐うどんのぶっかけを食べられてよかった。食べる前に、各地のうどんの特徴を聞けて良く味わうことができた。

♦初めてのうどん食べ比べ、とても楽しかったです。家ではなかなか出来る事ではないので良かったです。五島うどんが一番好きでした。