2023年2月28日火曜日

本のへやから こんにちは 第16話

寒~い冬❄冷えっ冷えの寒い日にみんな何しているのかな? の巻


  2月になって、寒波という言葉を耳にしたかと思うと、季節のたよりであちこちの
梅のつぼみがほころび始め、春はもうそこまで来ているのだなと感じることも多くなって
きた今日この頃。
 でも、やっぱり2月!まだまだ寒いです❄

 雪が降ったり、寒~い日にみんなは何をしているのかな?
 
 今月は、寒い冬の日や、たくさん雪が積もった日を描いた楽しいお話の絵本をご紹介します。
  


『 もしも ゆきが あか だったら 』
エリック・バテュ 作 もき かずこ 訳 フレーベル館

 あたり一面をおおいつくし、降り積もる雪を見ながら
「ぼく」は考えた。
『もしも ゆきが あか  だったら』
主人公の「ぼく」が、降り積もる雪の色が白ではなくて
他の色だったら・・・と様々な空想をふくらませます。
 雪の色がきいろだったり、むらさきだったら、雪景色が
一変して、まったくの別世界に変わってしまう。
 そして、そんな世界だったら「ぼく」はこんなことが
してみたいと夢を語ります。
 最後のページで「ぼく」が語る言葉に胸がキュン💗
となったり、温かい気持ちに😊
 
 あなたは、もしも ゆきが〇〇だったら・・・何色にしますか?




『 とらたと おおゆき 』
なかがわ りえこ 文 なかがわ そうや 絵 福音館書店

 雪が沢山積もったある日、とらたはお父さんに
そりを作ってもらいました。
 とっても嬉しくて、そりに乗っておでかけ🛷
いきおいよく滑りすぎて、あっあぶない!
 そんなとらたのそりに、おとうさんはサンタさんから
もらった鈴をつけてくれました。
 鈴の音を聞いて、お友達もいっぱい集まってきました。みんなで楽しくそり遊び。 

 
 
  雪の日の楽しい出来事が、リズミカルな文章と、とっても可愛い絵で描かれています。
  とらたのそりは、とらたとお友達をのせてどこへ行くのかな?
  あんまり楽しそうだから私も仲間に入れて欲しいなと思いました。



『 バムとケロのさむいあさ 』
島田ゆか 作・絵  文

 とても寒い日、バムケロは裏の池も凍っているはずとスケートとつりの道具を持って行ってみるとそこには、池と一緒に凍っているアヒルの
かいちゃん
 バムケロは、あわててかいちゃんを氷ごと
引っ張り上げてお家に連れて帰りました。
 凍ったかいちゃんをお風呂に入れて温めたり、
ふたりは、かいがいしくかいちゃんのお世話をします。
そのかいあって、かいちゃんはすっかり元気になりました。
かいちゃんと遊びたくて仕方がないケロちゃんは、おもちゃをたくさん持ってきたり、かいちゃんをひっぱりまわしたものだから三人はクタクタになってソファーで寝てしまいました。
 そして次の日の朝、バムケロが目にしたものは・・・!?

 私も大好きな大人気のバムとケロシリーズです。
 それぞれのキャラクターがとっても可愛くて、ページをめくるたびに色々な発見がある
楽しい絵本です。このお話の最後のページは何度読んでも笑ってしまいます。
 

 寒い冬にオススメの絵本。

 絵本の中では、寒い日もみんな元気に楽しく過ごしていますね😊

 今回ご紹介した絵本以外にも、本のへやには楽しい冬のお話がたくさんそろっています!

 もうそこまで春はやってきていますが、寒い日も楽しく過ごせるヒントが見つかるかも
しれませんね😉