卯年(うさぎどし)開幕🐰
ぴょんぴょんぴょんと 楽しく❣ 弾んで❣ 前に進もう❣ の巻
今年は卯年(うさぎどし)です。
卯(うさぎ)と言えば、ぴょんぴょん跳ねる姿から、『飛躍』『向上』を象徴するものと
されたり、温厚な性質であることから『家内安全』、また「植物の成長」という意味もあるので、新しいことに挑戦するのに最適な年とも言われているそうです。
何かにチャレンジしてみようかな★考えただけでワクワクしてきますね😍
みなさんにとっても、今年がなにか特別な良い年になりますようにとの思いを込めて
今年最初の「本のへやからこんにちは」はうさぎさんが登場する絵本をご紹介いたします🐰
にしまきかやこ 絵・文 こぐま社
ある日、空から落ちてきたふわふわの白いきれで
うさぎさんはワンピースを作りました。
出来上がったワンピースを着て、うさぎさんは
ご機嫌でお散歩に出掛けました。
お花畑を通ると、真っ白だったワンピースが・・・。今度は雨が降ってきました。
するとワンピースの模様が・・・。
とってもふしぎなワンピース。
いろんな景色がワンピースの模様になるのです。
こんな素敵なワンピースがあったら、
どんな模様が良いかな?どこに行こうかな?と
考えただけでとっても楽しい気持ちになりますね😊
あなたなら、どんな模様のワンピースを着てみたいですか?
松谷みよ子 文 東光寺 啓 絵 童心社
お山を越えて、野原を超えて、おさじさんは
美味しそうなにおいに誘われてうさぎさんのところにやってきました。
ちょうど、うさぎさんはとろとろ煮えた
卵入りのおかゆを食べようとしていたところでした。
「ぼく おてつだいしてあげる」
とおさじさんは言いましたが、うさぎのぼうやは
自分で食べると言って聞きません。
でも、うさぎのぼうやは上手に卵入りのおかゆを
食べる事ができません。
それを見ていたおさじさんは・・・。
私にとっては、子どもたちが幼いころに何度も読み聞かせをした思い出の絵本でもあります。
うさぎのぼうやのしぐさや、何が何でも自分で食べたい!と言い張るところなんか子どもの姿と
重なってしまったりして💦懐かしいです。
また、松谷みよ子さんの絵本は、リズミカルな文章と、優しい言葉にとっても癒されるのです。
『 おさじさん 』と言う言葉の響きが、可愛くもあり、懐かしくもあり、
なにか特別なもののような感じがしませんか?
そして、何と言ってもうさぎのぼうやが食べようとしている卵入りのおかゆが
なんとも美味しそうなのです😍
香山美子 作 柿本幸造 絵 ひさかたチャイルド
うさぎさんが、どうぞのいすを作りました。
「さて、このいす、どこへ おこうかな」
うさぎさんは『どうぞのいす』と書かれた
立て札と一緒に、大きな木の下に置きました。
そこへやってきたろばさんは、『どうぞのいす』を
見つけると、なんて親切ないすだろうと、
拾ってきたどんぐりでいっぱいになったかごをいすに
置きました。
そして、大きな木の下で眠ってしまいました。
そこへやってきたくまさん。
いすに置いてあるどんぐりでいっぱいになったかごと、その横にある『どうぞのいす』の立札を見て、
「どうぞならば 遠慮なくいただきましょう」とどんぐりを全部食べてしまいました💦
でも、かわりに、くまさんの持っていたはちみつを『どうぞのいす』に置いて行きました。
くまさんの後には、きつねさんがやってきて・・・。
かわるがわるやってくる動物たちが繋ぐ、やさしさのリレー『どうぞのいす』。
お昼寝中で、どんぐりがはちみつに変わってしまったことなんて何も知らないろばさん。
目が覚めた時の反応が楽しみ?!ですね。
今回ご紹介した絵本の他にも、本のへやにはうさぎさんが登場するお話がたくさんあります🐰
スキーをするうさぎさん、おばけになったうさぎさん、ちょっとおっちょこちょいな
うさぎさん、頑張るうさぎさん、陽気なうさぎさん、色々なうさぎさんを探してみてくださいね。