10月31日(月)、山根直生さん(福岡大学人文学部歴史学科教授)を講師にお迎えして
『 中国史研究者の現地調査から見る現代中国 』をテーマに講義をしていただきました。
2014年3月4日から7日の日程で、山西省運城解州(さんせいしょう うんじょうかいしゅう)・陝西省(せんせいしょう)同州大茘県(だいれいけん)現地調査にいらっしゃった時に実際に見たり、感じたことを多くの写真や地図を用いてお話してくださいました。
山西省運城市と聞いて、ピンと来られる方もいらっしゃるかもしれませんが、この地は、三国志でおなじみの中国後漢末期に劉備に仕えた武将『 関羽 』の出生地なのだそうです。
この時の現地調査の主な目的地は、解州解塩池、同州大茘県九龍泉・九龍廟。
目的地までは、何度も飛行機やタクシーを乗り継いでいらっしゃっていて、改めて中国という国の広大さを知りました。
旅の途中の様子もお話してくださり、中国の人々の様子や、食事の事、ホテルやタクシー事情 など、中国に行ったことがない私にとってとても興味深いお話でした。
受講されたみなさんからは
★ 中国の広さが少しわかりました。今の中国との変化、人々のくらしなどを知りたいです。
★ 中国の状況は、報道でしか分からなかったが、今回生の経験を聞けて良かった。
★ ちょっとした旅行気分。以前中国を旅行したことがあるので懐かしかった。
などの感想をいただきました。
次回の城南市民カレッジ歴史講座は、2023年3月6日(月)
「 日本近現代史のなかの福岡大学ー朝鮮・満州、アメリカとの関わりー」(仮)
を開催予定です。
詳しくは、公民館だより等でお知らせいたしますのでご興味のある方はぜひご参加ください。