自動ドアが開き風が通り抜けるたびに気持ちよさそうに泳いでいます。
男の子の成長を祝って飾られる鯉のぼりには、健やかな成長と立身出世を願う意味が込められています。
また、鯉のぼりは中国の故事『 登竜門 』が由来といわれていて、日本では『 鯉の滝登り 』 として知られる民話です。
中国の山奥に登りきると竜になれるという大きく流れの速い「竜門」という滝があったそうで、たくさんの魚が竜になることを目指しこの滝を登ろうとしましたが、登りきれる魚はいません でした。
そんな中、立派に登りきった魚が鯉だったのです。
鯉は「竜門」を登りきると竜になって天へ昇っていきました。
どんな魚も成し遂げられなかった滝登りを、鯉が成し遂げ、竜になるというお話は立身出世を 想像させることから鯉は縁起物となり、端午の節句に『鯉のぼり』を飾ることになったといわれています。
大空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように、大きく元気に育ってほしい。
いつの時代も、子を想う親の気持ちに変わりはないのですね😊