2022年3月12日土曜日

令和3年度 福岡市文学賞受賞者が決定しました

 この度、田島校区にお住まいの大藪貴美子さんがご自身で出版された『 句集 花だより 』が、 令和3年度福岡市文学賞 を受賞されました。



福岡市文学賞とは、福岡市において文学活動を続ける作家の中から、近年において特に優れた功績をあげた個人を表彰することにより、受賞者のさらなる文学活動の充実・発展につなげるとともに、市民が優れた文学作品にふれる機会を作り、福岡市の文学の普及と振興をはかる目的で贈られるもので、今年で52回目を迎えるのだそうです。

 昨年、大藪さんから田島公民館にも本を寄贈していただき、おすすめの本として本のへやでも 紹介をさせていただきました。

 本のあとがきに、「長い人生の節目節目に桜との縁を感じていました。結婚、金婚を桜の花と 共に祝い、夫を見送ったのも満開の桜の季であったことで、句集名を迷わず花だよりと決めました」とありました。

 その桜の季節に、大藪さんの想いがたくさんつまった『 句集 花だより 』が素晴らしい賞を 受賞されました。心よりお慶び申し上げます。

 大藪さんに「今回の受賞をブログで皆さんにお知らせしても良いですか?」とおたずねしたら、とても恥ずかしがっていらっしゃいましたが、ご自分の受賞で皆さんに「なにかを始めるのに遅いなんてことはない」と一歩踏み出す勇気を元気を与えることが出来たらとおっしゃっていました。

贈呈式は関係者のみで3月26日(土)に行われます。

大藪貴美子さんの『 句集 花だより 』は貸出もしています。ぜひご覧ください。

(福岡市政だより3/15掲載)