1月14日(金)、早良警察署の方に
『 普段の生活に忍び寄る犯罪からの防犯 』 『 交通ルールと交通マナーを学ぶ 』をテーマに
高齢者が巻き込まれるかもしれない詐欺事件や、交通事故についてお話をしていただきました。
前半は、年々手口が巧妙化している【オレオレ詐欺】や【還付金詐欺】などのニセ電話詐欺についてその手口や、なぜだまされてしまうのか?という被害者心理などをわかりやすく説明したDVDを視聴しました。
その中で、「母さん、オレオレ」と電話がかかってきて、明らかに声が違うのになぜ息子だと思ったのかという質問に、風邪をひいていると言われたから疑わなかったというやりとりがありました。
携帯電話の番号を変えたからと違う番号に連絡するように誘導したり、会社のお金を落としてしまってすぐにお金を何とかしないと会社をクビになるとか、今すぐなんとかしてくれ感を出してきて、相手に考える間を与えないから『何かおかしい』と思った時には時すでに遅しとなるようです。
また、最近では「あなたの口座が悪用されています!」と電話をかけてきて、キャッシュカードと暗証番号を言葉巧みに盗み出す【キャッシュカード詐欺盗】や【預貯金詐欺】、
携帯電話にメールで未納料金があると伝え、連絡先にうっかり電話してしまうと多額の請求をされ、すぐに支払わないと訴えるなどと不安をあおり大金を支払わせる【架空請求詐欺】などの被害が出ています。
「私は大丈夫!!」と思っていても、今の世の中何が起こるかわかりません。
被害にあわないために、電話でお金の話は詐欺!!!だと疑ってかかりましょう👊
詐欺撲滅3か条
☆優良防犯電話機を利用しましょう
会話の内容を録音したり、登録した迷惑電話番号を着信拒否する機能があり、
ニセ電話詐欺をシャットアウトすることに効果が期待できるそうです。
☆家族とのコミュニケーションを大切に
普段の何気ない会話が、詐欺被害からあなたを守ることになるかもしれません。
☆電話でお金やキャッシュカードなどの話が出たら、いったん電話を切って周りに相談する
慌てて、間違った判断をしないように一呼吸して落ち着きましょう😊
ひとりで判断せず、必ず誰かに相談することが大切です
お互いに声を掛け合って、被害にあわないように気をつけていきたいですね。
後半は、高齢者の交通事故防止についてお話をしていただきました。
見聞きにすることが多くなりました。
今まで何の問題もなく運転をされていた方でも、加齢に伴いとっさの判断が遅れてしまい
大きな事故につながることもあるそうです。
また、夕暮れ時や夜間道路横断中の交通事故が増加しているのだそうです。
交通事故を防ぐために
☆加齢に伴う身体機能の変化に応じた運転を心がけましょう。
運転は、慌てず落ち着いて。体調の悪い時は運転はしない。
☆事故を防ぐために『高齢運転者標識』を表示しましょう。
安全通行のポイント
☆夜間外出は明るい服と反射材着用!
☆遠回りでも横断歩道を渡る!
☆青信号でも近づいてくる車に目配り!
☆道路を渡る前は左右の安全を確認し、車が通りすぎるまで待つ!
を心がけて、交通事故の加害者にも被害者にもならないようにしたいですね。
今回、講師をしてくださった早良警察署の方が、ニセ電話詐欺も交通事故も皆さんからの
情報提供で防ぐことが出来ますとおっしゃっていました。
『こんな変な電話がかかってきた』とか、
『この道路のこのカーブの道は見通しが悪くて危ない』などお知らせください。
また飲酒運転を見かけたら110番通報をしてほしいとおっしゃっていました。
安心して、安全な毎日を送るためにも、
おかしいなと思ったら慌てずに周りに相談すること、
高齢者に限らず、ひとりひとりが交通ルールを守ることが大切ですね。