今日の絵本は・・・
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
バーバラ・クーニー絵 かみじょうゆみこ訳 福音館書店
森のはずれにちいさなもみのきが1本立っていました。
ある冬のこと、男の人がやってきてそのもみのきを根っこから掘り起こしてどこかへ運んでいきました。
着いたところには、足の悪い小さな男の子がベッドに寝ていました。
足が悪くてどこへも行けない小さな男の子の為に、家族や友達がちいさなもみのきに金の鈴や、銀の星、キラキラ光るガラスを飾ってクリスマスツリーを作りました。
クリスマスが終わると、ちいさなもみのきは元の場所に戻され、またクリスマスになると 小さな男の子の部屋できらびやかに飾りつけをされてツリーになりました
ところがある冬、だれもちいさなもみのきを運び出しに来ませんでした。
ちいさなもみのきが寂しい思いをしていると、そこへやってきたのは・・・。
足が悪くてどこへも行けない小さな男の子を想い、クリスマスツリーを作ってくれた家族や友達の優しい気持ちや、クリスマスが終わると元の場所に返してあげる思いやり、そして小さな男の子とちいさなもみのきの間に芽生えた友情にも似たお互いを想う気持ちに、
読んでいるこちらまで温かい気持ちにさせてもらえます。
相手を思いやる気持ち、とっても大切ですね😊
🎄 クリスマスまであと23日 🎄