今日の絵本は・・・
レイモンド・ブリッグズ 作・絵
すがはらひろくに 訳 福音館書店
クリスマスイブの朝、さむがりやのサンタは
「やれやれ、またクリスマスか!」とぼやきながら目覚めました。
ベッドから起き上がり、ガウンを着て、
トナカイのお世話をしたり、紅茶を飲んだり、
顔を洗ったり、身支度をしていますが、
寒いのが苦手なので「早く夏にならんかねぇ」と思っています。
夜になり、トナカイたちと一緒に町の子どもたちへプレゼントを配りにでかけますが、
この日の北極地方は厳しい寒さで、雪、氷、みぞれの空模様 💧💧💧
さむがりやのサンタは、そりを走らせながら「なんだい!この天気は💢」
とブツブツぼやいてばかりいます。
子どもたちのお家に到着しても、「すすだらけになるから煙突なんてなけりゃいいのに!
とぼやいたり、何でもかんでも、とにかくぼやいてばかりいます😓💦
そんなさむがりやのサンタですが、ぼやきながらも、寒さに負けず子どもたちのもとへ
ちゃんとプレゼントを届けます。
こんなサンタさんもいるんだなぁと、思わずクスッと笑ってしまいました🎅
この絵本は、他の絵本とはちょっと違う絵本です。
ちょっと違う絵本だからこそ、さむがりやのサンタさんのぼやきがリズミカルに伝わってきたり、寒い寒い雪の日の臨場感が伝わってくるような気がします。
ちょっと違う絵本、何が違うのか、ぜひ手に取ってご覧いただきたい1冊です
🎄 クリスマスまであと12日 🎄