「糸を巻かないこけ玉つくり」
6月29日(火)10時より 講師に花のまちづくりアドバイザーの石井康子さんをお迎えして、「糸を巻かないこけ玉つくり」を教えて頂きました。
石井さんには、昨年度「ペットボトルハンギング」や、「公民館を花いっぱいにしよう」でもご指導いただきました。今年は、一人一花講座としてこれからもお世話になる予定です。
〈糸を巻かないこけ玉の作り方〉
用意するもの:苗(アスパラガススプレンゲリー)
水苔(水に戻したもの)、
オクラネット、
ビニール袋を開いたもの、
麻のシート、マスキングテープ
①ビニール袋を開いた上に水苔を丸く広げます。
中央に根腐れ防止のためにケイ酸塩白土、
肥料のマグアンプを少量載せます。
②苗を引っ張らずに優しくポットから外し、肩の土を落とし、
根の土の部分を丸く固めます。
③丸くした根の部分を①の真ん中に置き、ビニールごとくるんで、土が見えないように、水苔を全体に貼り付けます。
ラッピングしたら出来上がりです。
💗「一人一花運動」について、ご存知でしょうか?
あっという間に簡単で素敵なこけ玉が完成しました。本来のこけ玉は、糸で巻いて形を整えたり、大変手間がかかるそうです。それがオクラネットを利用するとは、アイデアですね👍
〈育て方のポイント〉
水やり:こけ玉全体が乾いたら、水を溜めた容器に玉全体を10分くらい浸けます。2週間に1度くらい水に液体肥料を混ぜます。
水に浸けたままの放置は避けてください。
置き場所:屋外では、風通しの良い直射日光を避けた半日陰。 屋内では、明るい窓辺。1週間に2度くらい外に出し、外気浴をさせます。
💚アスパラガススプレンゲリー(観葉植物)今はグリーンの涼しげな葉ですが、そのうち可愛い白い小さな花をつけ、クリスマスの頃には、あずき粒の赤い実をつけるそうです。
公民館は、ここに置いてみました😀
鉢土の上にこけ玉をそのまま載せるだけでも大丈夫だそうです。
育て方のポイントに気をつけて、大事に育てれば、何年も楽しめるとのことです。
一人ひとりが、花つくりを通じて人のつながりや、心を豊かにし、街の魅力や価値を高める、花によるまちづくりをめざす、福岡市の取り組みです。
講師の石井さんは、この運動をずっとサポートしておられます。石井さんは、いつも植物、花たちをまるで人間に接するように話されます。
「植物をよく観察することが手入れ上手のコツ」とのこと。
つまり、植物も人間と一緒、いつも愛情をもって見守ることが大事なんだと思います。
次回は、9月にハーバリウム講座を予定しています。
一人一花講座、是非参加してみてください😃