10月9日(金)「郷土史講座」が7ゕ月ぶりに再開 されました!
毎回50名以上の参加者で賑わう、田島公民館でも人気のある講座の一つですが、
今回は新型コロナウイルス感染防止対策で密を避けるために、人数を制限しての開催となりました。
今回は 「田島の遺跡の紹介」(歴史遺産)
「長府の功山寺と熊本の田原坂、福岡のかかわりの歴史を振り返る」
というテーマで、とても興味深いお話をしていただきました。
皆さんは 田島に古墳があった!! ことをご存知ですか?
現在の田島小学校の東側、今では公園や住宅が立ち並んでいる場所で「京の隈古墳」と呼ばれる遺跡が見つかりました。
この古墳は、4世紀後半古墳時代前期に造られたとされ、そこには「箱式の石棺」があったと考えられています。
古墳からは、経典を納めて地中に埋めるために用いた「経筒」や、武器として使われていた「鉄剣」や木を削る「ヤリガンナ」等、多くの遺物が発掘されました。
現在も、田島新道周辺の住宅開発が行われる度に発掘調査は続けられています。
私たちが暮らす田島で、貴重な歴史遺産が発見されていたなんて!!✨
残念ながら、古墳そのものは無くなってしまいましたが、出土品は埋蔵文化センターに収蔵
されていて見学する事ができます。
郷土史講座では、現地見学として今までに、博多区の承天寺や熊本の田原坂、長府の功山寺など歴史とゆかりのある地を訪れてきました。
郷土史講座は、毎月第一金曜日に実施しています。
現在は、新型コロナウイルス感染対策のため参加人数を制限して、事前申し込みとさせていただいております。詳細は、公民館だよりをご覧ください。
まだまだ郷土史講座についてご紹介したいところですが・・・
ご興味を持たれた方は、ぜひご参加いただき先人たちが築いてきた歴史に思いを馳せてみられてはいかがでしょうか?